ワープロ文書作成講座
コメントと変更履歴
変更履歴を使って変更内容を伝える
操作説明 ムービー 操作練習
  変更履歴を文章中に挿入しておくと、「どこをどのように変更した」という説明をすることなく、文書ファイルを渡すだけでどのような変更が行われたかがわかります。
変更点はコメントとして前節の方法で手動により追加するよりも、『変更履歴の記録』機能を使って自動的に挿入することが便利な場合があります。

変更履歴の記録を行います。
変更履歴の記録を行う際は、「記録の開始」と「記録の終了」を1箇所の変更単位として繰り返して行うとよいでしょう。
     
 

1.
『校閲』タブの『変更履歴』グループより『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を開始します。変更履歴の記録中であることを示すボタンに変わります。

     
 

2.
5行目から7行目をドラッグした後、『ホーム』タブをクリックし、『フォント』グループの『フォントサイズ』フォントサイズのスピンボタンスピンボタンをクリックし「12」を選択します。続けて、『太字』太字ボタン ボタンをクリックします。

     
 

3.
変更履歴が挿入されます。

     
 

4.
『校閲』タブの『変更履歴』グループより『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を終了します。

  これで変更履歴の1サイクルが終了しました。
続けて、下から5行目の「よく似た言葉に、「プレゼント」...」のカンマを削除する変更を記録します。
 
 

5.
『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を開始します。

     
 

6.
下から5行目の「よく似た言葉に、「プレゼント」...」のカンマを削除します。

     
 

7.
『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を終了します。

     
 

8.
削除の変更履歴が挿入されます。

  今度は文字の挿入を記録します。  
 

9.
『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を開始します。

     
 

10.
下から2行目の「自己満足になることがないように、相手の気持ちを考え...」の「相手」の前に「常に」を挿入します。

     
 

11.
『変更履歴の記録』をクリックして、履歴の記録を終了します。

     
 

12.
挿入操作を変更履歴として記録する場合、コメント吹き出しは挿入されず、上記のように挿入した文字が下線付きの赤色表示となります。マウスをポイントすると、変更を行ったユーザの名前と日時、変更内容がポップアップ表示されます。

     
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