プレゼンテーション作成講座
特殊効果の設定
アニメーション効果を設定する
操作説明 ムービー 操作練習
  スライド上のタイトルや箇条書きテキスト、画像などのオブジェクトに対して、動きや音の効果を設定することができます。この設定を『アニメーション効果』の設定と言います。
アニメーション効果の動作基準には次の4つがあります。

・開始
  テキストまたはオブジェクトを表示するときのアニメーション効果
・強調
  テキストまたはオブジェクトが表示されてからのアニメーション効果
・終了
  テキストまたはオブジェクトを非表示にするときのアニメーション効果
・アニメーションの軌跡
  テキストまたはオブジェクトがスライド上を移動するアニメーション効果

以下のようなアニメーション効果を設定してみましょう。
     
  1.
プレゼンテーションファイル「練習13章」のスライドタブよりスライド2をクリックします。

     
  2.
『アニメーション』タブをクリックします。
     
  3.
『アニメーション』グループの『アニメーションの設定』をクリックします。
     
  4.
『アニメーションの設定』作業ウィンドウが表示されます。
     
 

5.
3つの円の図形をクリックします。これがアニメーション効果を設定する対象となります。


     
  6.
続いて『効果の追加』 ボタンをクリック、『開始』をマウスでポイントし、一覧より『フェード』をクリックします。

一覧の中に、目的の効果が表示されていない場合は、下記の『Tips』の手順を行なってください。また、既に目的の効果が表示されている場合は、読み飛ばしても結構です。
     
     
  Tips
■効果の追加
目的の効果が一覧に表示されていない場合は、次の手順を行ないましょう。

(1)
一覧の『その他の効果』をクリックします。
     
  (2)
『効果の追加』ダイアログボックスが表示されます。
     
  (3)
目的の効果を選択し、『OK』ボタンをクリックすると、目的の効果が適応されます。
また、効果一覧にも以後、今回選んだ効果が掲載されます。
     
     
  7.
開始タイミングを指定するために『開始』リストボックスをクリックし、一覧より『直前の動作と同じ』をクリックします。
     
  3つの円のオートシェイプへのアニメーション効果が設定されます。

8.
アニメーション効果を確認したい時は再生ボタンをクリックします。
     
  9.
同様の手順で残りの2つのアニメーション設定を行います。

・箇条書きテキスト
 動作基準:開始、開始タイミング:クリック時、編集:フェード
・テキストボックス
 動作基準:開始、開始タイミング:クリック時、編集:フェードとターン

なお、プレースホルダやテキストボックス内の文字列全体にアニメーション効果を与えたい場合は、確実な操作を行うために、プレースホルダやテキストボックス全体を選択状態にしてからアニメーション効果を設定すると良いでしょう。
     
  10.
すべてのアニメーション効果の設定が完了したら再生ボタンをクリックして動作確認をしましょう。

     
  11.
スライドにアニメーション効果が設定されている場合、スライドタブの該当スライドの左側に マークが表示されます。
     
     
  Tips
■アニメーション効果の実行順
アニメーション効果は、アニメーション効果を設定した順に実行されます。現在設定されているアニメーション効果とその順序は、『アニメーションの設定』作業ウィンドウで確認することができます。
順序を変更したい時は変更対象の効果をクリック後、『順序の変更』ボタンをクリックして希望の位置に移動します。
     
     
     
  Tips
■アニメーション効果削除
アニメーション効果を削除したい時は、対象の効果のスピンボタンをクリックし、一覧より『削除』をクリックします。

削除対象の効果を選択後、『削除』ボタンをクリックすることでも削除ができます。
     
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