プレゼンテーション作成講座


	PowerPoint2007では、XMLと呼ばれる言語を利用したファイル形式が採用され、PowerPoint2007で作成した文書のファイル拡張子は「.pptx」となります。 XMLにすることで、ほかのアプリケーションとのデータのやり取りが簡単になるなどのメリットがありますが、PowerPoint2003以下のバージョンでは、XML形式の「.pptx」を開くことができませんので、配布の際は注意が必要です。ファイルをPowerPoint2007形式で保存してみましょう。

	1. PowerPointを起動します。

	2. Officeボタンをクリックします。

	3. 『名前を付けて保存』をクリックします。

	4. 『名前を付けて保存』ダイアログボックスが表示されますのでファイル名を指定します。ここで注意しなければならないのが「ファイルの種類」です。PowerPoint2007形式で保存するためには、「PowerPointプレゼンテーション(*.pptx)」になっていることを確認して『保存』ボタンをクリックします。

	PowerPoint2007では、以前のプレゼンテーションのファイル形式と互換を保つための形式(.pptx)でファイルを保存することができます。ファイルをPowerPoint2003形式で保存してみましょう。
	5. 『名前を付けて保存』ダイアログボックス内の「ファイルの種類」で『PowerPoint97-2003プレゼンテーション』を指定して『保存』ボタンをクリックします。ただし、互換モードで保存すると、PowerPoint2007の一部の機能が使えなくなることがありますので注意が必要です。


	Tips PowerPoint2003のファイルをPowerPoint2007で利用する PowerPoint2003以下のバージョンで作成した文書をPowerPoint2007で開いて利用することができます。この場合、タイトルバーに「互換モード」と表示されます。互換モードで開いている文書を『上書き保存』すると、以前のバージョンのファイル形式で保存されます。



	Tips PowerPoint2007形式で作成されたファイルを以前のバージョンのPowerPointで利用する Microsoft Office XP、またはMicrosoft Office 2003のPowerPointを利用している場合には「互換機能パック」をインストールすることにより、PowerPoint2007形式で保存されたファイルを開くことができるようになります。なお、「互換機能パック」をインストールする前に、Windows OSやMicrosoft Offceの優先度の高い更新プログラムをすべてインストールしてください。