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目的が決まったら、次は情報の収集です。
研究結果の発表など、発表する情報がすべて手元にそろっている場合でも、客観的な比較や関連する事実や数値を研究結果と合せて提示することで、聞き手の理解度や説得度を高めることができます。 |
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近年、インターネットの普及により多くの情報を簡単に入手できるようになりました。ここでいう情報とは、単にニュースや告知、論文などのことだけではなく、インターネットを通じてアンケートなどを行い、それによって得られる結果なども含みます。これらの情報を有効に活用し、プレゼンテーションの完成度を高めましょう。
なお、このようにインターネット上には無限の情報がありますが、それらの情報の中にはウソの情報や間違った情報が含まれている場合があります。正しい情報かどうかを常に判断しながら利用することが大切です。また、インターネット上には著作権などの権利を主張して公開される情報もあります。これらの情報を利用する際は、利用状況に応じた適切な権利処理を行ってから利用しましょう。 |
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このように発表する内容に関する情報を収集することはもちろんですが、聞き手に関する情報を収集することも重要です。
プレゼンテーションの内容によっては、聞き手の性別や年齢、職業、スキルなのど情報を収集することで、効果的にプレゼンテーションを行える場合があります。例えば専門分野に精通していない人が聞き手となる場合、専門用語を極力、わかりやすい言葉に置き換えることで聞き手の理解度を高めることができます。また、比較的高齢の人が聞き手となる場合は、文字を大きくすることでストレスなくプレゼンテーションの内容に集中することができるなど、聞き手に関する情報によりプレゼンテーションの完成度を高めることができるのです。 |