これで完璧! Office 2003とOffice 2007のコマンド対応学習講座
2007 Microsoft Office Systemの概要
2007 Microsoft Office Systemのコンセプト

 

今回の最新リリースでは、個人の生産性の向上、共同作業の簡素化などの新しい重要な機能を提供しています。

具体的には、次のような運用が実現できます。
1つ目。
各種のメニューや操作手順を改善し、さまざまな革新的機能により個人の生産性を向上し、業績への個人の影響を最大化します。
2つ目。
リアルタイムの共同作業機能を使用することで、時間や場所に関係なく簡単かつ効率的に共同作業ができるようになります。
3つ目。
日常的なビジネス プロセスとエンタープライズ コンテンツ管理の合理化、最後に、組織全体でのビジネスの詳細の把握すなわち、情報にすばやく簡単にアクセスできるようになります。

もう少し具体的に説明すると、より効率的な作業を実現するための新しいインターフェイスを導入し、ドキュメントの共有や共同作業という部分にフォーカスしたということです。

これまで、ドキュメントやブックなどに関しては、それぞれのパソコンにローカルで蓄積されたり、ファイルサーバーなどに蓄積されたりしてきました。このため、ドキュメントを統合的に検索したり、再利用を簡単にできるようにはなっていませんでした。
そこで、Office 2007では、ドキュメントやブックなどの非定型情報をデータベースなどの定型情報と一元的に扱い、必要な情報を必要なときに、どこからでも迅速に入手して、処理、判断することができるように各サーバー・コンポーネントが設計されています。