後述するトランジションと呼ばれる機能を使うと映像処理が大変重いものとなり、動画を再生すると処理が追いつかないケースが出てきます。その場合、レンダリングと呼ばれる処理を事前に行い、動画再生用の一時ファイルを作成することでスムースな再生を実現できます。 この再生用の一時ファイルを保存するためのフォルダがテンポラリドライブです。 また、テンポラリドライブは自動分割キャプチャによりビデオカメラから映像を取り込む際の保存先としても使用されます。
デフォルトでは、テンポラリドライブは「C:\Lets_Temp\」となります。 テンポラリドライブをEドライブに設定してみます。
1. メニューバーより『設定』をクリックし、一覧から『編集時の初期値設定』を選択します。
2. 『Edit Setting』ダイアログボックスが表示されますので、「テンポラリドライブの指定」タブを選択します。
3. ダイアログボックス下部のドライブの一覧より「E」を選択し、『追加』ボタンをクリックします。
4. テンポラリドライブが追加されます。
Tips
テンポラリドライブのドライブ 高度な編集作業を行うと、テンポラリドライブへ頻繁に読み書きが行われます。システムファイルが存在するCドライブとは別のドライブを指定することをお勧めします。可能であれば、物理的に異なるドライブ(外付けHDDなど)を使用するとよいでしょう。