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スタイルシートの利用
操作説明 ムービー 操作練習
  今までの章でも、見た目は分かりませんがスタイルシートを使ってきました。文字の大きさや色などの設定でDreamweaverが自動的にスタイルシート形式に変換してくれていたので、スタイルシートと意識しなくても良かったわけです。
この章では、外部CSSファイルを作成し、簡単なレイアウトをスタイルシートで組みます。
     
  1.
挿入バーより「Div タグを挿入」をクリックします。

スタイルシートでレイアウトを設定する場合は、基本的に「Div」タグを使用します。文章やレイアウトのまとまりごとに「Div」タグ設置し、その「Div」タグに対して、細かなプロパティ設定をし様々なデザインを適用させます。

     
  2.
Div タグを挿入ダイアログが表示されます。
     
  3.
IDに『base』と入力し「新規CSSスタイル」をクリックします。

IDに入力した文字列はセレクタと呼ばれ、CSSでスタイルの適用先を示すものです。セレクタは任意の文字列でよいのですが、タグなどと同じ文字列にするのは避けましょう。
     
  4.
新規CSSルールダイアログが開くので「OK」をクリックします。
     
  5.
スタイルシートファイルの新規保存ダイアログが開くので、CSSファイルに名前を付けて保存します。
今回はファイル名に「style」と入力し「保存」をクリックします。
     
  6.
#baseのCSSルール定義ダイアログが開きます。
ここから、スタイルシートのプロパティを設定していきます。
     
  7.
カテゴリより「ボックス」をクリックします。
     
  8.
幅に「600」と入力します。
これがホームページのベースの幅となります。
     
  9.
余白の「すべて同一」にチェックが入っていることを確認し、上に「10」と入力します。
     
  10.
マージンの「すべて同一」のチェックを外し右と左に「自動」を選択します。
マージンの左右を「自動」に設定する事によって、ホームページのベースが中央に配置されます。
     
  11.
続いてカテゴリより「ボーダー」を選択し
スタイル(すべて同一):上「二重線」
幅(すべて同一):上「3」
カラー(すべて同一):上「紺色」
を設定します。
※ボーダーでは枠線の設定を行います。
     
  12.
続いてカテゴリより「背景」を選択し
背景色「水色」を設定します。
     
  13.
すべての設定完了したら「OK」をクリックします。
     
  14.
「OK」をクリックします。
     
  15.
IDが「base」のDivが挿入されました。
これがホームページのベース(土台)となりますので、この中に文章や写真などのコンテンツを配置していきます。
     
  16.
同時に、ファイルパネル上に、先ほど設定した「style.css」ファイルが追加されています。
     
  17.
Div内の「id"base" の内容がここに入ります」は消しても良いので、これを削除しコンテンツを挿入します。
     
  18.
Div内には、いままで学んできた事(文字の装飾・画像の挿入・テーブルの挿入など)は何でもできますので、自由にホームページを作成する事が可能です。
     
  19.
また、CSSの設定を行った際には、設定を行ったHTMLファイルとCSSファイルの両方を保存しなくてはいけません。
その場合、ツールバーより「ファイル」の「すべて保存」をクリックします。
     
     
 

Tips
CSSにおけるボックス
CSSレイアウトの要である「ボックス」
基本的な設定方法は上記で説明しましたが、個々のプロパティの意味を下記で説明します。

注意しなければならないのが、ボックスの幅の考えとテーブルの幅の考えが違うと言う事です。
見た目にはテーブルと同じように見えますが、テーブルの幅は、セル余白・セル間隔・ボーダーなどの幅を含んだ値となっているのに対して、CSSのボックスは、ボックス幅に余白・マージン・ボーダーの値を足さねばならないと言う事です。
CSSでレイアウトをする上では、ボックス全体の幅(ボックス幅+余白+マージン+ボーダー)を理解する必要があります。

     
     
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