これから作るページについて
タグについて 操作説明
 

上図内にある <font 〜>や<table 〜>がタグです。基本的にタグは開始タグ終了タグがセットになっており、「/」が付いているものは終了タグとなります。例外的に終了タグの無いものもあり、場合によっては省略できるものもあります。



・・・の部分は文章や他のタグなどを書き込んでいき、ネスト(入れ子)できるタグがほとんどです。この開始タグ、中身、終了タグを合わせて「要素」と呼びます。また、中身のない(終了タグが存在しない)要素をエンプティ要素と呼びます。(※終了タグを省略できる要素(例えば<p>など)はエンプティ要素ではありません。)
タグの中には、更に詳しく設定できる項目として「属性」があります。例えば、<font color="red" size="5">の「color」や「size」がそれに当たります。属性は、属性と属性値のセット、または属性のみ(ブーリアン型=書けばtrue,書かなければfalseと解釈)を記述します。また、属性値は殆どの場合「""」を省略できますが、場合によっては必要なこともあります。数字・アルファベットのみの場合は省略可、それ以外は省略不可と覚えておきましょう。(厳密には一部記号も省略可とされています)

以上をまとめると、要素は基本的に
<タグ名属性="属性値">・・・</タグ名>
という形で表されます。これを組み合わせて作り上げていくのが、HTML文書(ファイル)です。

例)

<font>タグは<font>・・・</font>で囲まれた文章を装飾するためのタグです。<font>・・・</font>だけで文章を囲んでも何もなりませんが<font>タグに属性と属性値を記述する事で、様々な装飾が可能になります。
属性『color』は<font>・・・</font>で囲まれた文章の文字の色を属性値の値に変化させます。この場合、属性値には『red』が記載されているので文字の色は赤になります。
属性『size』は<font>・・・</font>で囲まれた文章の文字の大きさを属性値の値に変化させます。この場合、属性値には『5』が記載されているので文字の大きさは『5』(普通より大きいサイズ)になります。
上記のタグを実際にブラウザで表示させた場合
8月の学校行事予定
となります。

今回の講座の中では、タグに関しては詳しく触れません。基本はDreamweaverを操作してホームページを作成していきますが、タグの概念は覚えておいた方が、いざという時に役にたちます。Dreamweaverが一通りマスターできたら、タグの勉強をしてみるのも良いかもしれません。タグを知った上でDreamweaverを使いホームページを作成すると、ホームページの完成度が格段にアップします。