パソコンはWindowsでもMacintoshでもデスクトップ型でもノートブック型でも構いません。 今回の講座では、WindowsXPを利用して説明を進めます。
ホームページを閲覧するためのソフトです。インターネットからHTMLファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生してくれます。ウェブブラウザが無いと、インターネットに繋がっていてもホームページなどを閲覧する事ができません。 ウェブブラウザも現在は様々な種類が存在します。Windowsには標準で『Internet Explorer』が搭載されており、ウェブブラウザとしてのシェアもTOPです。それ以外にも『Netscape Communicator』『Opera』『Firefox』『Safari』などが有名です。 ブラウザによって多少の違いはありますが、基本的にどのブラウザもホームページをきちんと見せることが役目ですので、表示されたホームページの見え方などに大きな差はありません。もっとも使いやすいウェブブラウザを選んで使用して下さい。 今回の講座では、Windows標準の『Internet Explorer』を利用して説明をすすめます。
しかしパソコンだけがあっても、そのパソコンがインターネットに接続されていなければインターネットを利用する事が出来ません。 一般的な場合、ISP(インターネットサービスプロバイダ)と接続契約し家庭の電話線を利用してインターネットに接続を行います。また、ISPと契約をしなくても学校や会社のLANを利用してインターネットに接続する事も可能です。(この場合は学校や会社がISPと契約をしていることになります)また、最近は無線LANなどを利用してインターネット接続を可能にする空間を提供する『ホットスポット』というサービスもあります。 自分のスタイルに合わせてインターネット接続の方法を選んでください。
ホームページを作成しても、インターネット上に公開するためには、ホームページのデータを格納しておくWEBサーバが必要となります。このWEBサーバには、各々URLが付いているので(自分で指定する事も可能)自分の使っているWEBサーバによってURLが変わってきます。 WEBサーバも様々な会社から様々なサービスが提供されています。無料で使えるWEBサーバから、ISPと契約をすると無料で使えるWEBサーバ、有料でも高性能なWEBサーバなど様々です。今後作成していくホームページによって最適なWEBサーバを選びましょう。
ドメインとはインターネット上の住所の役割を果たします。『yahoo.co.jp』や『asahi.com』などがドメインです。インターネットでホームページを公開する場合は基本的にドメインを取得する必要がありますが、ISPの無料WEBサーバなどの場合はドメイン取得は必要ありません。 例えばYahoo!の無料ホームページスペース「ジオシティーズ」では http://www.geocities.jp/******/(***の部分が自分に割り振られたスペース) http://www.geocities.jp/abc/やhttp://www.geocities.jp/def/など。 この場合は『geocities.jp』がドメインですが、利用者は『geocities.jp』の中に割り振られたスペースを利用する事でホームページを公開することが出来ます。
テキストエディターでもホームページの作成は可能と説明しましたが、その為にはHTMLを理解しなくてはならないという難点があります。初心者がHTMLを理解するのは難しく、なかなかホームページ完成まで辿り着けません。そこで役立つのが、HTMLを理解していなくても簡単にホームページを作成する事ができるソフトです。 「ホームページ作成ソフト」などと呼ばれ、様々な種類のソフトが発売されています。このソフトがあれば、プログラムがわからなくても、ソフトの使い方さえ理解できれば誰でも簡単にホームページの作成が可能となります。 今回はAdobe社の『Adobe Dreamweaver CS3』(以下、Dreamweaver)というソフトを利用してホームページの作成方法を学んでいきます。
インターネットでホームページを見ていくと、動きのある画像や、様々なギミック(仕掛け)のあるホームページを目にした事があるかと思います。そのようなホームページを作成する場合はAdobe社の『Adobe Flash』というソフトが使われている事が多いようです。 Flashを使いこなせば、ホームページに効果的な動画を配置したり、HTMLだけでは実現不可能なアニメーションのようなホームページを作成する事が可能です。
ホームページに自作のBGMを流したい場合は、音楽を作成する機材やソフトが必要ですし、イベントをライブ中継したい場合はビデオカメラやライブ配信ソフトとライブ配信用のWEBサーバも必要になります。またショッピングシステムを構築したい場合はHTMLとは別にプログラム言語を覚えなくてはなりませんし、そのプログラムが動くWEBサーバも必要となります。 このように、ホームページは様々な可能性がありますが、新しい事を取り入れるには必要な機材やソフト・知識が必要となります。先ずは、基本的なホームページの作成方法を学んで、徐々にステップアップしていく事をお勧めします。