表を作成する
余白と間隔
操作説明 ムービー 操作練習 クイズ
  これまで、テーブルの幅・高さ、セルの幅・高さ、テーブルボーダー幅と説明してきましたが、もう一つテーブルのサイズを決定する要素があります。それが[セル内余白]と[セル内間隔]です。
     
  1.
余白・間隔を設定したいテーブルの罫線をクリックします。
     
  2.
プロパティインスペクタの[セル余白][セル間隔]に数値を入力します。
今回はセル余白に4、セル間隔に5を入力します。
     
  3.
セル余白、セル間隔が設定されました。
 
[セル内余白]
[セル内余白] には、セルのボーダーとコンテンツの間のピクセル数を指定します。
セル内余白とは、セルの内側をぐるりと囲んだ余白の部分を指します。セル内余白に『10』ピクセルを指定すると、テーブル内全てのセルに対し、セルのボーダーから内側に10ピクセル余白が作成され、その余白部を除くセル内にコンテンツ(画像やテキスト)を配置する事ができます。
 
上図は、[セル内余白]:10ピクセル・[セル内間隔]:5ピクセル設定のテーブルです。   上図は、[セル内余白]:0ピクセル・[セル内間隔]:5ピクセル設定のテーブルです。


[セル内間隔]
[セル内間隔] には、隣接するテーブルセル間のピクセル数を指定します。
セル内間隔とは、セルとセルの間隔を指します。セル内間隔に『5』ピクセルを指定すると、セルとセルの間隔が全て5ピクセルになります。テーブルボーダー値と似ていますが、テーブルボーダーは外枠のボーダーのみ対象になるの対して、セル内間隔はテーブル内の全ての枠線同士の間隔が対象となります。
 
上図は、[セル内余白]:10ピクセル・[セル内間隔]:5ピクセル設定のテーブルです。   上図は、[セル内余白]:10ピクセル・[セル内間隔]:0ピクセル設定のテーブルです。

※セルの余白と間隔の値を明示的に指定しない場合、一般的なブラウザでは、セル内余白が 1、セル内間隔が 2 に設定されているものとしてテーブルを表示します。テーブルに余白または間隔を表示しないようにするには、[セル内余白] および [セル内間隔] を 0 に設定します。



テーブルの各幅の計算
300ピクセルのテーブルに2列のセルがあり片方のセル幅が150ピクセルの場合、もう片方のセルの幅は、150ピクセルになるとは限りません。
テーブルボーダーや余白などの値が設定されている場合、下記のような数式で計算をする事ができます。
[テーブル幅]-(([ボーダー値]×2)+([セル内間隔値]×([列数]+1))+([セルボーダー値]×2×[列数])+([セル内余白値]×2×[列数]))+150=もう片方のセル幅
※[セルボーダー]はテーブルボーダー値が1以上設定された場合に各セルの周りに1ピクセルのボーダーが設定されます。(これはテーブルボーダー値によって変化はせず、常に1ピクセルなためです。)テーブルボーダー値が0の場合、セルボーダーも0となります。

下記の図で[:ボーダー][:セル内間隔][:セルボーダー][:セル内余白]となります。
  テーブル幅:300ピクセル(2行×2列)
ボーダー:1ピクセル
セル内余白:10ピクセル
セル内間隔:5ピクセル
左側のセル幅:150ピクセル

右側のセル幅を求める場合:
上記数式に当てはめると
300-((1×2)+(5×(2+1))+(1×2×2)+(10×2×2))+150
となり右側のセル幅は89ピクセルとなります。
     
  テーブル幅:300ピクセル(2行×2列)
ボーダー:10ピクセル
セル内余白:10ピクセル
セル内間隔:5ピクセル
左側のセル幅:150ピクセル

右側のセル幅を求める場合:
上記数式に当てはめると
300-((10×2)+(5×(2+1))+(1×2×2)+(10×2×2))+150
となり右側のセル幅は71ピクセルとなります。
     
  テーブル幅:300ピクセル(2行×2列)
ボーダー:0ピクセル
セル内余白:10ピクセル
セル内間隔:5ピクセル
左側のセル幅:150ピクセル

右側のセル幅を求める場合:
上記数式に当てはめると
300-((0×2)+(5×(2+1))+(0×2×2)+(10×2×2))+150
となり右側のセル幅は95ピクセルとなります。


計算以外でセル幅を設定する方法
  テーブルを選択し、プロパティインスペクタの[テーブル幅をピクセルに変換]をクリックすると、未設定のセルも自動的にセル幅が設定されます。
※テーブル幅がパーセント設定になっている場合でも、[テーブル幅をピクセルに変換]をクリックするとテーブル幅がピクセル設定になるので注意してください。
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