Flash活用講座
トゥイーンアニメーションを作る
ムービー風アニメーションを作る
操作説明 ムービー
  モーショントゥイーンを使ってアニメーションを作ってみましょう。
ここでは、前章で作ったようなボールがバウンドするアニメーションを、シンボルの作成や配置を踏まえながら、モーショントゥイーンを使って作っていきます。

1章3節で準備した教材収納フォルダより、「練習4章.fla」を開きます。
     
  イラストをシンボルに変換します。  
 

1.
ツールバーの「選択ツール」選択ツールを使用して、ステージ上をドラッグし、イラストを全選択します。

     
 

2.
メニューバーから「修正」をクリックし、「シンボルに変換」をクリックします。

     
 

3.
「シンボルに変換」ダイアログボックスが表示されますので、名前に「ボール」と入力します。タイプで「ムービークリップ」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

     
 

4.
「ボール」というシンボルが作成され、ライブラリに追加されます。ステージ上でシンボル化したため、「ボール」というインスタンスがステージ上に配置されていることになります。

     
     
 

Tips
シンボル化のショートカットキー
上記のほかに、シンボル化したいイラストを選択して「F8」キーを押すことで、シンボルに変更できます。シンボル化はFlash8の中でも非常によく使う作業ですので、覚えておくと便利でしょう。

     
     
  シンボルの支点を変更します。  
 

5.
イラストを選択した後、ツールバーの「自由変形ツール」自由変形ツールをクリックし、表示される支点(○)をイラストの下部に移動させます。

     
 

6.
タイムラインの「13」フレームを選択します。

     
 

7.
メニューバーの「挿入」をクリックし、「タイムライン」をポイントします。
一覧より「キーフレーム」を選択します。

     
 

8.
13フレームにキーフレームが挿入されます。

     
 

9.
タイムラインで13フレームが選択された状態で、ステージ上の「ボール」インスタンスをクリックし、キーボードの「十字」キーを使用して下に90ピクセル移動させます。

     
  同じように15フレームにもキーフレームを挿入します。  
 

10.
タイムラインの15フレームを選択します。

     
 

11.
メニューバーの「挿入」をクリックし、「タイムライン」をポイントし、一覧から「キーフレーム」を選択します。

     
 

12.
15フレームにキーフレームが挿入されます。

     
 

13.
メニューバーの「ウィンドウ」をクリックし、「変形」を選択します。

     
 

14.
「変形」パレットが表示されます。

     
 

15.
タイムラインの15フレームを選択し、「ボール」インスタンスを選択します。

     
 

16.
「整列&情報&変形」パレットの「縦横比率を固定」にチェックが付いていないことを確認して、横幅を「120%」、縦幅を「80%」に変更します。

     
  13フレームをコピーして17フレームに貼り付けます。  
 

17.
13フレームを選択します。
メニューバーの「編集」をクリックし、「タイムライン」をポイント、
一覧から「フレームのコピー」を選択します。

     
 

18.
17フレームを選択します。
メニューバーの「編集」をクリックし、「タイムライン」をポイント、
一覧から「フレームのペースト」を選択します。

     
 

19.
17フレームに13フレームと同様のインスタンスが配置されます。

     
 

20.
同じように、1フレーム目をコピーして、30フレームにペーストします。

     
  モーショントゥイーンを設定します。  
 

21.
タイムラインの1フレーム目から30フレーム目をドラッグして選択します。

     
 

22.
選択されたフレームの任意の場所でマウスの右ボタンをクリックし、表示された一覧から「モーショントゥイーンを作成」をクリックします。

     
 

23.
モーショントゥイーンが設定されました。

     
  ここまでで、モーションアニメーションは出来上がっていますが、更に動きを滑らかにするために、「イージング」を設定します。  
     
 

Tips
イージング
イージングとは、アニメーションの加速と減速を行う機能です。アニメーションを加速(徐々に早めていく)したい場合は正の数(1〜100)を、減速(徐々に遅くしていく)したい場合は負の数(-1〜-100)に設定します。

     
     
 

24.
1フレーム目から14フレーム目までをドラッグし、選択します。

     
 

25.
プロパティインスペクタの「イージング」の横にあるスピンボタン(V)をクリックし、表示されたハンドルを一番下(-100)までドラッグします。

     
 

26.
15フレーム目から29フレーム目までをドラッグし、選択します。

     
 

27.
プロパティインスペクタの「イージング」の横にあるスピンボタン(V)をクリックし、表示されたハンドルを一番上(100)までドラッグします。

     
  アニメーションを確認してみましょう。  
 

28.
メニューバーの「制御」の一覧から「ムービープレビュー」を選択します。

     
  完成FLASH  
 
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