Flash活用講座
イラストでパラパラアニメを作る
パラパラアニメを作る
操作説明 ムービー
  前節までに学んだ「フレーム」と「タイムライン」を使用して、バスケットボールがバウンドするパラパラアニメを作成してみましょう。
1章3節で準備した教材収納フォルダより、「練習3章」を開きます。
     
  イラストを配置します。  
 

1.
右側の「ライブラリ」パレットにある「ボール」を選択します。

ライブラリパレットに表示されているオブジェクトは「シンボル」と呼ばれるオブジェクトです。シンボルについては、第4章2節の「シンボルのしくみ」で詳しく説明しています。

     
 

2.
「ボール」をステージまでドラッグします。

     
     
 

Tips
ライブラリパレットの表示
ライブラリパレットが表示されていない場合は、メニューバーの「ウィンドウ」から「ライブラリ」を選択すると、ライブラリパレットが表示されます。

     
     
  挿入した「ボール」の位置を調整します。  
 

3.
イラストを選択します。

     
     
 

4.
「プロパティインスペクタ」の「X(エックス)」を「175」に、「Y」を「50」にします。

     
  アニメーション全体のフレーム数を設定します。
今回は、全体のフレーム数を「12」に設定します。
 
 

5.
「タイムライン」の「12フレーム」をクリックします。

     
 

6.
メニューバーの「挿入」から「タイムライン」をポイントし、
表示された一覧から「フレーム」を選択します。

     
     
 

Tips
フレームの削除
フレームを削除するには、削除したいフレームをクリックして選択した後、「編集」メニューの「タイムライン」「フレームの削除」を選択するか、選択したフレーム上でマウスの右ボタンをクリックし、表示された一覧から「フレームの削除」を選択します。
フレームが削除されると、アニメーションが削除された分だけ短くなります。


     
     
  キーフレームを挿入します。  
 

7.
タイムライン上で「4フレーム目」を選択します。

     
 

8.
メニューバーの「挿入」から「タイムライン」をポイントし、表示された一覧から「キーフレーム」を選択します。

     
 

9.
タイムライン上にキーフレームが挿入されます。このイラストが2番目に表示されるイラストとなります。

     
  挿入されたキーフレームのイラストを加工します。  
 

10.
イラストを選択した後、下方向に「60ピクセル」移動させます。移動させるには、キーボードの「↓(下)」キーを使うか、プロパティインスペクタの「Y」の数値に「60」を足します。

     
     
 

Tips
イラストの移動
キーボードの「矢印キーを使ってイラストを移動させる場合、Shiftキーを押しながら移動させると10ピクセルずつ移動させることができます。

     
     
  3番目のイラストとなるキーフレームを挿入します。  
 

11.
「7フレーム」をクリックして選択します。

     
 

12.
メニューバーの「挿入」から「タイムライン」をポイントし、表示された一覧から「キーフレーム」を選択します。

     
  3番目のイラストを加工します。  
 

13.
イラストを選択し、下方向に30ピクセル移動させます。

     
  イラストの支点を変更します。  
 

14.
イラストを選択した後、ツールバーの「自由変形ツール」自由変形ツールをクリックします。

     
 

15.
表示される支点(○)をイラストの下部に移動させます。

     
  イラストを変形させます。  
 

16.
メニューバーの「ウィンドウ」をクリック、「変形」を選択します。

     
 

17.
「整列&情報&変形」パレットが表示されます。
「縦横比率を固定」にチェックが付いていないことを確認して、横幅を「120%」、縦幅を「80%」に変更します。

     
  4番目のイラストを挿入します。
4番目は2番目のイラストと同じものを使用しますので、フレームをコピー&ペーストします。
 
 

18.
コピーしたい4フレーム目をマウスの右ボタンでクリックします。

     
 

19.
表示された一覧から「フレームのコピー」を選択します。

     
 

20.
ペーストしたい10フレーム目を選択しマウスの右ボタンをクリックします。

     
 

21.
表示された一覧から「フレームのペースト」を選択します。

     
 

22.
これで4つのイラストがタイムラインに配置されました。

     
  今作成したアニメーションを確認します。  
 

23.
タイムラインの1フレーム目を選択します。

     
 

24.
メニューバーの「制御」をクリックし、表示された一覧から「ループ再生」をクリックします。

     
 

25.
再度メニューバーの「制御」をクリックし、「ループ再生」にチェックが付いていることを確認し、表示された一覧から「再生」をクリックします。

     
 

26.
アニメーションが再生されます。

     
  完成FLASH
 
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