Fireworks活用講座
ホームページの基礎知識
Fireworksの概要
操作説明
 

一般的にホームページは、パソコン上で、ホームページを構成するHTMLファイルや画像ファイルなどを作り、それらをファイル転送プログラム(FTPソフト)を使ってWWWサーバへ転送(アップロードといいます)します。

HTMLファイルはDreamweaverなどのホームページ作成用アプリケーションソフトを使って、パソコン上に作成します。
最近ではブログなど、パソコン上でHTMLファイル作成をする必要がない形式での公開方法(WWWサーバ上にはHTMLファイルが必要です)も多くなってきていますが、ホームページを飾る各種のオリジナルロゴやアイコンは、画像ファイルとしてパソコン上で作成する必要があります。
そのロゴやアイコンなどの画像ファイルを作成するアプリケーションソフトがAdobe社のFireworksです。
2007年3月時点では、Fireworks8が最新版としてリリースされています。

Fireworksを使うと、オリジナルのロゴやアイコンを作成したり、デジタルカメラで撮影した写真にいろいろな効果を設定したりできます。

ホームページ上で取り扱う画像ファイルの主な形式は次の通りです。

     
  GIF(Graphic Interchange Format)
「ジフ」と読みます。ほぼすべてのブラウザが表示可能な画像の形式で、ファイル拡張子は「gif」です。
色数は256色までしか表現できませんが、特定の色の透明化ができ、ファイルサイズが小さくてすむことが特徴です。
色数の少ないイラストなどで利用するとよいでしょう。
     
  JPEG(Joint Photographic Experts Group)
「ジェーペグ」と読みます。ほぼすべてのブラウザが表示可能な画像の形式で、ファイル拡張子は「jpg」または「jpeg」です。
1670万色までの色を処理することができ、ファイルサイズも小さくすむことが特徴です。
デジカメで撮影した写真などで利用するとよいでしょう。
     
  PNG(Portable Network Graphic)
「ピング」と読みます。GIFやJPEGに比べて新しいファイル形式で、対応しているブラウザは限定されます。ファイル拡張子は「png」です。
280兆もの色を扱うことができ、GIFのように透明化もできます。ファイルサイズも小さくてすみます。
     
  パソコン上ではこれらの形式以外で扱うことも多いですが、多くの人に利用してもらうホームページの素材として使用するためには、上記の形式に変換してWWWサーバ上へアップロードする必要があります。そして、Fireworksを利用することで適切な形式のファイル出力が簡単に行うことができます。