表計算ソフト活用講座
マクロを使う
マクロの概要
操作説明
  Excelで同じ作業を繰り返し実行する場合、マクロを使うことでいくつもの作業を「手続化」し、実行ボタンひとつで実行することができます。
マクロとは、Visual Basicモジュール(宣言、ステートメント、およびプロシージャで構成される単位)に保存される一連のコマンドおよび関数のまとまりのことです。
たとえば、セルに長い文字列を頻繁に入力する場合、セルにテキストの折り返しを設定するマクロを記録するマクロを用意したり、特定の塗りつぶし色を設定するマクロや、印刷を行うためのマクロを用意したりすると便利です。

例えば「強調表示」という名前で『塗りつぶしの色』をベージュ色にすると同時に『太字』とに設定するマクロを作成します。また、このマクロを作成する際に、Ctrlキーを押しながらMキー(以下、Ctrl+M)を押すことでマクロの実行ができるようにショートカットキーの登録を行っておきます。
     
  1.
強調表示を適用したいセルを選択後、『ctrl+M』を押す。
     
  2.
選択したセル上でマクロが実行され、『塗りつぶし色』がベージュ色になると同時に『太字』となります。