表計算ソフト活用講座
関数を使う
関数とは
操作説明
 

関数とは、Excel内であらかじめ定義されている数式のことです。
関数は引数と呼ばれる特定の値を使い、決められた法則に従って計算を行います。関数を使用すると、単純な計算から複雑な計算までシート上で実行できます。

Excelの関数は以下のカテゴリに分類されています。
財務 減価償却、支払い金利、内部収益率など
日付/時刻 現在日時、日付からシリアル値など
数学/三角 SIN、COS、TAN、平方根、INTなど
統計 平均値、最大値、最小値、正規分布、順位付けなど
検索/行列 セル中のデータ検索、行数、列数など
データベース データベース操作用
文字列操作 文字変換、文字連結、トリミングなど
論理 IF、AND、OR、NOTなど
情報 セル情報、セル格納データ情報など

関数はセル内(または数式バー)に次のように表記します。
= 関数名 ( 引数1 , 引数2 , 引数3 , … 引数n )

・文字定数を除き、表記は全て半角文字を使用します。
・大文字、小文字の区別はありません。(文字定数は除きます)
・関数は入れ子にすることができます。
 例:=IF(A1<>””,SUM(B1:E1),””)
 IF関数の中に合計を求めるSUM関数が入っています。

関数の入力が完了し確定させると、セルにはその関数の実行結果が表示されます。
実行結果ではなく、どのような関数が設定されているか確認するためには、そのセルをアクティブ化した後に数式バーを参照するか、関数が設定されているセルをダブルクリックします。

     
  ・数式バーで確認する

     
  ・セルをダブルクリックして確認する

     
     
  Tips
Excelにどのような関数があるかを知るためには、2つの方法があります。

ヘルプを参照する
(1)
F1キーを押すと、ヘルプウィンドウが表示されます。
     
  (2)
表示されたヘルプウィンドウの検索窓に「関数」や探したい機能などを日本語で入力し検索 ボタンをクリックします。
     
  「関数の挿入」機能を使う
(1)
数式バー左にある関数 ボタンをクリックします。
     
  (2)
『関数の挿入』ダイアログボックスが表示され、探している関数の情報がわかるだけでなく、関数の使い方を知らない人でも漏れなく引数を指定し、入力を完了させることができます。