前節の説明に出てきた操作を実際に行って、参照方法による違いを確認します。         1. Excelを起動し、新規ブックを開きます。         2. 以下のデータ入力を行います。 　セル【A2】　「女性」 　セル【A3】　「男性」 　セル【B1】　「人数」 　セル【B2】　「40000」 　セル【B3】　「60000」 　セル【B4】　「=B2+B3」 　セル【C1】　「割合」         最初に相対参照による結果を確認します。     3. セル【C2】に「=B2/B4」と入力します。数式は半角で入力してください。確定後、セル【C2】をクリックします。         4. セル【C2】の右下にあるフィルハンドル をマウスでポイントするとマウスの形状が＋に変わります。         5. そのままセル【C3】までドラッグしマウスボタンを離します。         6. セル【C2】の内容がオートフィルによりセル【C3】に貼り付けられます。         セル【C3】の内容を確認します。     7. セル【C3】をクリックします。 セル【C3】には期待していた「=B3/B4」ではなく、「=B3/B5」が入力されていて、その結果、「0除算のエラー」が発生しています。   次に絶対参照で確認します。 セル【C2】とセル【C3】のデータを削除します。     8. セル【C2】からセル【C3】をドラッグにより範囲選択後、Delキーを押します。         9. セル【C2】に「=B2/$B$4」と入力します。数式は半角で入力してください。確定後、セル【C2】をクリックします。         10. セル【C2】の右下にあるフィルハンドル をマウスでポイントするとマウスの形状が＋に変わります。         11. そのままセル【C3】までドラッグしマウスボタンを離します。         12. セル【C2】の内容がオートフィルによりセル【C2】に貼り付けられます。今度は正しい計算結果が表示されているようです。セル【C3】の内容を確認します。         13. セル【C3】をクリックします。 セル【C3】には期待していた「=B3/$B$4」が入力されています。